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辻井貴子 / わたしのうた
¥2,750
愛おしい歌が届く 辻井貴子、待望のファースト・アルバム これまで書き溜めて来た作品から厳選した11曲を収録したファースト・ソロ。 ギター、ピアノ、オートハープなど、アコースティックな響きを大切にしたサウンドに乗せて、持ち味の澄んだ歌声を響かせた。驚くべきことに、楽曲、編曲、演奏の全てが、彼女自身によるもの。ヴォーカル、コーラス、メロディ、歌詞、楽器演奏、これらすべてが辻井貴子ワールドとして、結実した。その作品は身辺グラフィティのようでありつつ、今の時代を共に生きる人たちへの愛と感謝の気持ちが込められたもの。アルバムを聴き通すうちに彼女の目線に共感し、日々の暮らしへの愛おしさがつのることに気づくだろう。ぬくもりに満ちた歌が、あらためて今うれしい。 【収録曲】 いちばんのうた つま先立ちしてた頃 上の方から見下ろせば ふたり ひだまり 春のひざしは ~Instrumental~ 旅路 記憶~あなたを忘れない~ 祈り 約束 わたしのうた Railway Records TTM-001 2024年1月1日発売
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やぎたこ / Dear Friends and Gentle Hearts -The Songs of Stephen Foster-
¥3,500
アメリカ音楽の源流、スティーブン・フォスターの作品を“やぎたこ”らしさ満載に表現したアルバム。 アメリカン・ミュージックの源流を追求する際に避けて通ることのできないスティーブン・フォスターの生涯にわたる作品を今日的視線で再構築した“やぎたこ”らしさ満載のアルバムだ。 誰しも「フォスター」という音楽家の名を耳にしたことはあるだろう。 その作品は日本にしっかりと根付き、そうとは気付かぬままにメロディを耳にし、時には口ずさんでいることも多い。 明治時代に海を渡り日本にやってきたそれらの作品は、まるで詠み人知らずのフォークソングのように広く人々の間に親しまれてきた。 本作にも、ご存知「おぉ!スザンナ」、思わず手拍子したくなるような「草競馬」、つい日本語で一緒に歌いたくなる「故郷の人々(スワニー河)」とお馴染みの曲目が並ぶ。 「老犬トレイ」「金髪のジェニー」、そして「オールド・ブラック・ジョー」もまた、聴けばきっと、ああ、このメロディか、と思わずうなずいてしまうはずだ。 しかしこれらの作品を生み出した作者であるフォスター本人については意外なほど何も知られていない。 まだレコードが発明される以前のアメリカで、フォスターは譜面を売って生計を立てようとした最初のソングライターと言える存在だったことや、フォスターが生きていた1800年代中期にはすでに、ジョン・万次郎や黒船によって日本に持ち込まれ歌われたこと。 また、初期のヒット曲の多くを占めるミンストレルショーのための歌が、アメリカでは時代ごとにどんな評価を受けてきたか等々。 そんな学校の授業では教わらないような興味深いエピソード、貴重な当時の資料を掲載した156ページにわたる豪華ブックレットと、どこか懐かしくてつい口ずさみたくなってしまう13曲を発表年順にまとめたCDブック。 最終曲は、フォスターの人生をそのまま表したかのような「夢見る人(夢路より)」で締めくくられている。 37歳の若さで壮絶な最期を遂げたフォスター。 その財布に残されていた走り書きの言葉「Dear Friends and Gentle Hearts(親しき友と優しき心)」がアルバム・タイトルだ。 フォスターが生きた180年前のアメリカも、現在と同じように波乱の多い大変な時代だった。 当時の人々の心を慰め、憂さを晴らしたフォスターの歌は、時空をこえて現代の私たちの心に届き、はげましや慰めをもたらすに違いないだろう。 【収録曲】 1. Open Thy Lattice Love (1844) -Instrumental- 2. Oh! Susanna (1848) 3. Camptown Races (1850) 4. In the Eye Abides the Heart (1851) 5. Old Folks at Home (1851) 6. Old Dog Tray (1853) 7. Jeanie with the Light Brown Hair (1854) 8. Hard Times Come Again No More (1854) 9. Comrades, Fill No Glass for Me (1855) 10. Gentle Annie (1856) 11. Old Black Joe (1860) 12. Slumber My Darling (1862) 13. Beautiful Dreamer (1862) Railway Records YTM-106 2021年5月発売
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やぎたこ with Spesial Guests / WE SHALL OVERCOME
¥4,000
日本フォーク界のレジェンド達が、“やぎたこ”と集った。「あの頃」じゃない「今」のフォークが、ここにある。 結成10年を目前にした2018年、アメリカン・トラッドをベースに、広い視野でアメリカ音楽の深層を追求してきた“やぎたこ”が、4作目のアルバムで初めて日本語作品を歌うことに挑戦した。 アメリカンのフォーク・ソングやトラッドを自らの音楽の原点として消化し、日本語の歌を創造してきたベテラン・アーチストたちをゲストに迎えコラボレーションしたアルバム『WE SHALL OVERCOME』。 参加したのは下記の通り。日本フォーク界のレジェンドとも言うべき面々が集った。 Special Guests:いとうたかお 金森幸介 木崎豊 北村謙 佐藤GWAN博 シバ 豊田勇造 中川五郎 長野たかし 林亭(佐久間順平・大江田信) 古川豪 村上律 よしだよしこ(敬称略 五十音順) マイナー調の「受験生ブルース」(中川五郎)や「あかんぼ殺しのマリー・ファラーについて」(佐藤GWAN博)は今回はじめてレコーディングされた。 残念ながら共演が叶わなかった岩井宏「かみしばい」、加川良「ラブ・ソング」、高田渡「くつが一足あったなら」は、彼らをリスペクトするミュージシャンと“やぎたこ”の共演によって演奏された。 フォスターの曲やアメリカン・トラッドにオリジナルの日本語を乗せた作品もある。 それぞれが楽器を持ち寄り、気心を通わせセッションを楽しむ、そんな録音風景が目に浮かぶ曲も多いことだろう。 アルバム終盤に収録されたタイトル曲「We Shall Overcome」の大合唱は、かつてのコンサートでのシング・アウトを彷彿させるものだ。 こうして作られた全27曲を収録するCDは2枚組に。そしてブックレットは44ページという大作に仕上がった。 決して懐古主義ではなく、単なるオムニバスでもなく、21世紀に現役で歌い続けている「今」のアーチストによる「今」の歌たち。 それを、世代を超え海を越え、現代の音楽ファンに届けたい!そんな思いが込められた作品と言っていいだろう。 かつてニッティ・グリティ・ダート・バンドが、先輩ミュージシャンたちを一堂に招いてセッションを繰り広げたというアルバム『永遠の絆(1972)』を思い起こすファンもおられるかもしれない。やなぎもまた10代の頃に出会った『永遠の絆』を永く大切に胸に抱いてきた一人だ。 そんな“とある音楽少年”の胸に宿った小さな夢が、時を隔て、海を隔て、こうして豊潤でかけがえのない実りをもたらした。 それを手にする共感と喜びをぜひ味わってもらいたいと願う。 【収録曲】 DISC1 1. ラブ・ソング 2. かみしばい 3. くつが一足あったなら 4. アンクル・ピート 5. いいこと 6. この世に住む家とてなく 7. Hard Times Come Again No More 8. 足かけ前回り 9. 存在の確認 10. 受験生ブルース 11. となり町の味噌屋 12. ルート20ブルーズ 13. Arkansas Traveler -instrumental- 14. 谷間の灯 DISC2 1. あの日ボクらは 2. ライウイスキー 3. 米 4. おやすみ愛しい人 5. 名古屋まで12キロ 6. あかんぼ殺しのマリー・ファラーについて 7. 旅に出たい気持ち 8. あの川で君に 9. dulcimer medley -instrumental- 10. 静かな音楽になった 11. ミッドナイトスペシャル 12. We Shall Overcome 13. 旅という生活 生活という旅 Railway Records YTM-104-5 2018年1月発売
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やぎたこ / I'm here!
¥2,500
"やぎたこ"の第3作。アメリカへ渡った英系移民が歌ったバラッドを中心に、ルーツ・クラシックを加えた選曲。 年に100本以上ものライブをこなし、レパートリーを広げ深めた彼らの音楽が、見事に熟成した。 今日アメリカのオルタナ・カントリー系ミュージシャンのアプローチと通底するサウンドも、聞こえてくる。 "やぎたこ"のアメリカン・ルーツ三部作の掉尾を飾る名作の誕生だ。 【収録曲】 1. Barbara Allen 2. The Wind and Rain 3. The Cuckoo Bird 4. Oh! Susanna 5. Red River Valley 6. Jenny Jenkins 7. I Wish My Baby Was Born 8. Chewing Gum 9. Hot Corn,Cold Corn 10. Thinking Tonight of My Blue Eyes 11. The Devil's Nine Questions 12. Run Mountain 13. Wayfaring Stranger 14. Angel Band Railway Records YTM-103 2015年9月発売 試聴はこちらから https://yagitako.com/ytm103.html
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やぎたこ / I'll be home someday
¥2,000
シンガー・ソングライター“やなぎ”と”辻井貴子”によるデュオ"やぎたこ"の第2作。 1930年代アメリカで活躍したカーター・ファミリーの楽曲を、数多く収録した。 高田渡やナターシャ・セブンのファンには、お馴染みの曲であると同時に、今なおアメリカでは敬愛されている作品群だ。 アメリカン・ルーツ・ミュージックを自らに引き寄せ、楽しげに奏でる彼らの音楽に、思わず引き込まれてしまうことだろう。 【収録曲】 1. Will The Circle Be Unbroken 2. I'll Fly Away 3. My Old Kentucky Home 4. No One To Love 5. Union Maid 6. Wildwood Flower 7. Keep On The Sunnyside 8. In Tall Buildings 9. When I'm Gone 10. This Train Is Bound For Glory 11. I'll Be Home Someday Railway Records YTM-102 2013年4月発売
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やぎたこ / CAN'T YOU HEAR THE STEEL RAILS HUMMIN'
¥2,000
シンガー・ソングライター“やなぎ”と”辻井貴子”によるデュオ"やぎたこ"が、結成1年目に発表した第1作。 アメリカン・ルーツ・ミュージックの源流を踏まえつつ、現代のロックやアメリカーナにも視野を広げ、独自の音楽を生み出してきた彼らの記念すべき第一歩となった。 選曲のバラエティにも、丁寧なアレンジにも今に通じる創意工夫が聞かれると同時に、かけがえのないみずみずしさに溢れている作品だ。 【収録曲】 1. Hobo's Lullaby 2. Deportee 3. Killing the Blues 4. Do-Re-Mi 5. Down to the River to Pray 6. Oh, Sister 7. Evangeline 8. Cotton Fields 9. Hard Times Come Again No More 10. This Land Is Your Land 11. Oh! Susanna Railway Records YTM-101 2010年10月発売
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やなぎ / 小さな町の小さなライブハウスから
¥2,000
あなたの町にライブハウスはありますか。いつでも歌いに行きますよ。「やなぎ」のほぼ7年ぶりとなる待望のソロアルバム。 今アルバムを聴きながら、あなたがキツイ歌だなと感じたとして、それでもなお何も動き出せないでいるとしたら、それこそがあなた、もしくは今の日本を象徴している状況なのだ。これはだから、実にフォーク・シンガーらしいたたずまいに溢れたアルバムだ。と言えばやなぎさんはどう思うだろう。(解説:片山明) 【収録曲】 1. 小さな町の小さなライブハウスから 2. ホームにて 3. はじまり終わり 4. 夜を歩く 5. そんな毎日 6. 朝の風景 7. 貧しい人々 8. うたう
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やなぎ/ '02-'12 '12.5.8 陸前高田ジャズタイムジョニーにて
¥2,000
2011年、東日本大震災で流されてしまった陸前高田ジャズタイム・ジョニーは、やなぎがソロとして歌いだすきっかけとなった店だった。震災から1年後の2012年、仮設店舗で営業を始めていたジョニーで、ソロ活動10年の節目として、本作「'02-'12 '12.5.8 陸前高田ジャズタイムジョニーにて」は録音された。 ソロ活動初期に持ち歩いたCD-Rですでに販売終了となっていた1st「おいらとギターが歌うとき」より1曲、2nd「ON THE ROAD AGAIN」より4曲、そして震災を歌った新曲2曲を含む全11曲。10年目にして初のライブ・レコーディング・アルバム。 【収録曲】 1. 旅という生活 生活という旅 2. ウイスキーリバー 3. 遠い空を想うとき 4. その日暮らしのBLUES 5. 流れ者 6. 銀河鉄道の夜 7. きゃさりん 8. つめ 9. この町はあまり行くとこがない 10. ガンバロウ 11. あの日のうた Railway Records YMC-004 2012年9月発売
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やなぎ / また歩き出そうとしている
¥2,000
岩手の自宅へ帰る途中にそれはおこった。やたらと揺れる電柱、切れそうなぐらいに張り詰め次の瞬間にはビックリするほどたわむ電線、慌てて家から出てくる人々。思わず移動中の車を止めた3月11日。東日本大震災の時には静岡にいて、そこから家に帰るまでに3週間かかった。沿岸の惨状は想像を絶するもので、大切な友人の何人かは帰らぬ人となっていた。そんな中でこのアルバムは出さなければいけないと強く思った。全ての作品が生きることを歌っているのだから。 1. 君から何百キロも離れた場所で 2. 長距離電話 3. いきるもののうた 4. 昨夜の夢 5. 嵐からの隠れ場所 6. ひなたのにおい 7. 4月27日のうた 8. また歩き出そうとしている 9. おいらとギターが歌うとき Railway Records YMC-003 2011年4月発売
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やなぎ / 青い空からBLUESが降ってくる
¥2,000
「迷っているときには、迷っている自分の歌を歌うしかないのだろう。隠すでもなく、開き直るでもなく、ただ淡々と…」。そんな歌が大事なものとなり、歌い続ける糧となっていく。旅の中でのたくさんの出会いと別れを通じて作られた歌の数々を、ここに収めている。 【収録曲】 1. 青い空からBLUESが降ってくる 2. Hard Times Come Again No More 3. 遠い夜汽車 4. つ め 5. 明日になれば 6. スクラップブルース 7. 想 い 8. 夕暮れ 9. 何処へ行こう 風の中を
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やなぎ / 旅という生活 生活という旅
¥2,000
小さなライブハウスや喫茶店、バーなどで目の前のリスナーに向かって歌い、語りかけ、終演後は車で眠り、翌日には次の町へと向かう。人々との出会いを重ねながら唄が生まれ、その唄がまた、新たな出会いを紡いだ。そんな歌と旅の暮らしの中で作られ、2006年に発表された「旅という生活 生活という旅」。"やなぎ"の初期代表作だ。 【収録曲】 1.MUSIC 2. 旅という生活 生活という旅 3. トンネルの唄 4. この町はあまり行くとこがない 5. バイバイ フォークシンガー 6. ウイスキー 7. きゃさりん 8. The splendid Drunks Railway Records YMC-001 2006年10月発売